2025-01-01から1年間の記事一覧

煤払い ~黒い汚れが教えてくれる、炎と掃除の秘密~

煤(すす)の正体って何? どうして年末に大掃除をするの? 油汚れや煤汚れを簡単に落とすにはどうしたらいい?母「洗剤に『まぜるな危険』って書いてあるじゃん。あれ見ると爆発するようなイメージがわいてくるんだよね」 月「爆発するの?」 母「ううん。…

ペトリコール ~世界の「翻訳できない言葉」と自然の不思議

雨上がりの地面からにおう、あの独特な香りの正体は何? 夜の海に月が映ると、一本の光の道ができるのはどうして? 外国語を学ぶと、世界の「色」や「音」の感じ方も変わるの?ある雨の日の後、息子が「お母さん、雨のにおいがする」って。そんなにおいがあ…

7つの大陸 ~7日間で世界一周!?限界に挑むマラソンと地球の秘密

人間と動物、暑い場所で長い距離を休まず走り続けられるのはどっち? 7日間で世界一周して走るのに、どうして「時差」が重要なの? たった1週間のレースに参加費750万円もかかるのはなぜ?母:「ねえ、7日間で世界中の大陸全部でフルマラソンするレースがあ…

炎と壁 ~最強のエネルギー「火」と守る知恵「なまこ壁」~

火が燃えるのと、壁が固まるのは、化学的に正反対の動きって本当? なまこ壁の「なまこ」って、海の生き物のこと? 火事は怖いけど、美しい「火」や「壁」があるのはなぜ?月「めっちゃいいこと考えたんだけど」 母「何々? 面白いこと?」 月「あのさー、ぬ…

細胞の折り紙 ~数学と自然、そして日本の心がたどり着いた「同じ答え」

どうして小さな細胞が、体の何十倍も首を伸ばせるの? 宇宙へ行く人工衛星と、日本の「折り紙」「着物」や「布団」の共通点って? 人間は自然を真似したの?それとも自分で考えたの?池や沼の水を顕微鏡で覗いてみると、目には見えない小さな生き物たちがた…

明治の化学反応 ~文豪と科学者の友情が生んだ「うま味」の秘密~

夏目漱石を救った科学者は誰? 「うま味」はどうやって発見されたの? 昆布とかつお節を合わせると、なぜおいしくなるの?1901年、霧の都ロンドン。どんよりとした空の下、一人の日本人留学生が下宿の部屋でふさぎ込んでいました。彼の名は夏目漱石。後の大…

氷上のホルン ~極寒の南極で響く音と科学の物語~

マイナス30度の世界で金属に触るとどうなるの? 気温が下がると、音の速さや高さはどう変わるの? 南極はどこの国のものなの?気温マイナス30度、吐く息も凍る南極。ここで通信士として働くナタリーさんは、仕事の合間にホルンを演奏します。でも、彼女が持…

琵琶湖疏水

今回のブログには豪華絵本の付録がついてます! なーんて。でも関連絵本がダウンロード可能なんです。 土木の歴史絵本 (第4巻) かこさとし https://www.jctc.jp/wjctcp/wp-content/themes/jctc_theme/_assets/pdf/ehon4.pdf 普段なじみのないジャンルだと思…

自由は一冊の本から始まる ~独房に届いた希望と、知ることの力

どうやって鉄格子の向こうへ本を届けたの? 一人ぼっちでいると、脳はどうなってしまうの? なぜ、本を読むことを禁止する人たちがいるの?アメリカの刑務所にある「独房」。そこは誰とも話せず、ただ時間だけが過ぎていく、地球上で最も孤独な場所の一つで…

キュラソー ~小さな島が起こしたワールドカップの奇跡と「準備」の魔法

種子島と同じ大きさの国が、どうしてワールドカップに行けたの? サッカーボールはどうして真ん丸じゃなくて、つぎはぎなの? 長時間走れる人と、ダッシュが速い人は、筋肉がどう違うの?カリブ海に浮かぶ、種子島と同じくらいの小さな島、キュラソー。人口…

マダニの世界 ~自分だけの「環世界」のトビラを開けよう

マダニには世界がどう見えているの? 「環世界(かんせかい)」って何? 人間と動物が見ている世界は同じなの?私たちの周りにはたくさんの生き物が暮らしていますが、みんなが同じ「世界」を見ているわけではありません。ドイツの生物学者ユクスキュルは、…

歌仙貝

母:「月は誰のファン?」 月:「うーん、うーん、うーーん・・・、母は?」 母:「母はYama一択。でも名前はMitsuneが好き!」今回は母がめちゃくちゃ頑張って、AIに平安の三十六歌仙のうちの7人のアイドル像を作ってもらいました。ん?頑張ったのはAI?と…

虹色の服

母:「韓国の研究でね、バクテリアに布を織らせて、しかもいろんな色に染めさせるんだって」 月:「あれ?AIじゃなくて? 最近なんでもAIにやってもらうって感じだから、、、」 母:「確かに。AIもなんでもできるけど、バクテリアもなんでもできるよねー」 …

石の中のタイムカプセル

薄くスライスしてそれをもとの形に組み立てなおす考え方って、体積を習うときの考え方と一緒?積分?って思うのですよ、母は。でもって、母は積分、超苦手だったのですよ。なぜかって、最初はいいけど、だんだん絵で描けない問題が出てくるから。少なくとも…

棚田と未来のお米

月「米からアイスができるんでしょ。家で作ってよ」 母「めんどくさい、、、無理無理。それ、月が自由研究として作ってみなよ」 月「めんどくさい、、、。コンビニ行ってきてー」 母「冷蔵庫にあるのでいいやん!」 月「結局それー?」 ほんと、似たもの親子…

いのちの二重らせん

記事を作成し始めると、どうやらジェームズ・ワトソン氏には差別発言をするなど、「異端」と表現されることがわかりました。父はイギリス、母はアイルランド移民で、苦労もされたんだと思います。偉大な科学者のお一人です。ご冥福をお祈りします。 ◇作成し…

空から鍵穴

母は理系の人で、日本史を学んだ記憶はほとんどなく、小中学校までさかのぼります。教科書のほぼ一番最初に写真付きでどーんと登場する仁徳天皇陵は、とにかくインパクトが大きく、強く印象に残りました。月日が流れ、大阪に住むようになって最初に出かけた…

スペースデブリ

中国で最初の宇宙飛行士はヤン・リーウェイさんなんですが、あの銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーととっても似たお名前。私は一発で覚えました。なんかすごくないですか。月「隕石の教材作ってるの?」 母「ううん。スペースデブリ。」 月「何?デブリ?」 母…

SNSと年齢

スティーブ・ジョブズ、ティム・クック、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスなど名だたるIT企業の創業者たちが子弟にスマホを与えていない話は有名。母もそうしたかったのですが、どうしても連絡手段としてのスマホが必要だったんです。その結果、我が家も結局は…

最後のペニー

月「母は、1円を10,000枚もらうのと、10,000円を1枚もらうのと、どっちがいい?」 母「そりゃ10,000円を1枚でしょ。数えやすいし、お財布にも入るし」 月「俺は1円のほうがいいわー。」 母「なんでー?」 月「だって1円は作るのに3円かかるから、10,000枚あ…

記念日とことば

母「月、今日11月11日だけど、ポッキー以外になんの日か知ってる?」 月「は? 知らんし。ポッキーの日でいいじゃん、別に。」 母「『いい日、いい日』で介護の日でもあるんだって。ほかにもたくさんの記念日になってるよ。日本語の語呂合わせって面白いよね…

宇宙の行方 ~風船のように広がる宇宙の未来を想像しよう~

宇宙はこれからどうなっていくの? 遠くにある星までの距離はどうやって測るの? もし宇宙が終わるとしたら、それは怖いことなの?夜空の星は静かに輝いているように見えますが、実は宇宙はとてつもないスピードで風船のように広がり続けています。これまで…

アトラスと筋肉 ~古代の彫刻から宇宙と体の不思議を解き明かそう

アトラスが支えている「天球儀」の星空は、今と同じなの? 動物の「前足」と人間の「腕」は同じものなの? 地球が傾いたまま倒れないのはどうして?大阪・関西万博で注目されたイタリアの彫刻「ファルネーゼのアトラス」。ギリシャ神話の巨人神アトラスが、…

ちゃぶ台と情熱

朝日新聞で毎週連載されている大竹しのぶさんのエッセイ。今回は若い時から演劇に無我夢中だったことが書かれており、また中学生のころに地元で頑張っていた彼女の姿が心に残りました。 この話の風景の中心にあるのが、家のちゃぶ台です。昭和の時代はお父さ…

1兆ドルの使い道 ~お金が持つ「力」と未来の選び方~

1兆ドル(153兆円)って、具体的にどれくらい大きいの? 大金持ちは「今困っている人」を助けるべき? それとも「未来」に投資すべき? 必死に働いて大成功するのと、今のんびり暮らすの、どっちが幸せ?母「イーロン・マスクの報酬が最大153兆円になるって…

都市とAI

母:「月、ブラジルで16歳の男の子が、都市を涼しくするツールを作ったらしいよ。月も暑い空気を吸い込む機械を作るって言ってたじゃん」 月:「先超されたってこと? 16歳に?」 母:「技術は日進月歩。少しでも早くから始めたほうが、有利って言うよ。ダラ…

合同礼拝

バチカン市国って世界で一番小さい国があるじゃないですか。母はその昔イタリア旅行に行った際に、バチカンにも立ち寄りましたが、これが国なのか、って不思議に思いました。 で、そのバチカンの国にいるキリスト教のトップが「ローマ」教皇ってことが、母と…

リチウムと水

教材作成のプロンプトは日々更新をかけており、最近やっと固定化してきました。このブログで紹介している教材も最初よりは安定したものになっています。 そう、教材作るのはAIがあっという間にしてくれるんです。でも、一通り読んで、理解する母の作業にはち…

深海のデスボール

そういえば、月は「ライト」じゃありません。「つき」です。まあ、母は「ライト派」でしたけどね。 今日のタイトル、「ライト」が出てくる漫画にちょっと似てますか~。母:「月。南大洋の深海で、新しい生き物が30種類も見つかったんだって」 月:「深海っ…

デジタルと自然がとけあう未来

AIと一緒にデジタルネイチャーを題材にしたショートショートを作成しました。デジタルネイチャーのイメージが伝わるでしょうか。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「境界なき美術館」未来では、絵の光も音も匂いも、目や耳を通さず脳に直接…