SNSと年齢

スティーブ・ジョブズ、ティム・クック、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスなど名だたるIT企業の創業者たちが子弟にスマホを与えていない話は有名。母もそうしたかったのですが、どうしても連絡手段としてのスマホが必要だったんです。その結果、我が家も結局はスマホに支配されてます、、、。油断してると、私の前に、私のスマホがかざされ、顔認証パス。ちょっと手をだして、っていうから手をだすと指をつかまれ指紋認証パス。(月、それは犯罪だよーーー。)


◇作成した教材
オーストラリアでは、子どもたちの心の健康(メンタルヘルス)への悪影響を懸念し、2024年に16歳未満のSNS利用を原則禁止する法律が成立しました。
この法律は2025年12月10日から施行され、SNS企業に対して厳格な年齢確認技術の導入を義務付けます。
違反した場合、罰則の対象は利用者や保護者ではなく、対策を怠った企業のみとなります。

1. 言葉の学び
 1-1. 漢字:有害、懸念、厳格、責任、議論
 1-2. 語彙:施行、義務、メンタルヘルス
 1-3. 空欄補充

2. オーストラリアの地理と仕組み
 2-1. 地図で見るオーストラリア:オーストラリアは南半球にあり、日本とは季節が逆だ。
 2-2. 「州」と「国」— 連邦制という仕組み:オーストラリアは連邦制で、州と国がそれぞれの役割を持つ。

3. SNSはなぜ「無料」で「続く」のか
 3-1. SNSとアルゴリズム:SNSは主に広告収入で運営され、アルゴリズムが利用時間を延ばす。
 3-2. 「おすすめ」の裏側:アルゴリズムが利用者の好みを分析し、時に情報が偏ることもある。
 3-3. あなたの「バブル」観察:自分のSNSの「おすすめ」欄の傾向を分析する。

4. 「あなた」を証明する技術
 4-1. デジタル世界の「年齢確認」:自己申告より確実な年齢確認技術が必要とされている。
 4-2. プライバシーに配慮した技術:ID連携や端末内顔認証など、プライバシーに配慮した技術がある。
 4-3. 年齢確認のメリット・デメリット:年齢確認の利点と欠点を、立場別に整理する。

5. 新しいメディアと「心配」の歴史
 5-1. 「文字」も「本」も心配されていた:古代ギリシャでは「文字」が記憶力を低下させると心配されていた。
 5-2. テレビ、ゲーム、そしてSNSへ:テレビやゲームも、新しいメディアは登場のたびに心配されてきた。
 5-3. あなたの家の「メディア史」インタビュー:身近な大人が昔夢中になったメディアと、当時の評価を聞く。

6. 法律で「自由」を制限するのはなぜか
 6-1. 「公共の福祉」という考え方:社会全体の利益(公共の福祉)のため、個人の自由が制限されることがある。
 6-2. ぶつかり合う権利:SNS規制は「自由」と「子どもを守る権利」の衝突でもある。
 6-3. どちらを優先しますか?:「自由」と「安全」の対立について、自分の意見をまとめる。

7. 「やめられない」と脳の仕組み
 7-1. なぜ、つい見てしまうのか:「やめられない」感覚は、意志の弱さだけでなく脳の仕組みに関係する。
 7-2. 報酬系とドーパミン:SNSは「いいね!」などで脳の「報酬系」を刺激し、ドーパミンを出させる。
 7-3. 自分のスマホ時間を記録する:スマホの機能で、自分の利用時間を客観的に調べる。

8. データを「見せる」技術と「ウソ」
 8-1. グラフが伝えるメッセージ:グラフは、文章よりも数値を視覚的に強く伝える力を持つ。
 8-2. グラフは「操作」できる:グラフは目盛りやデザインの操作で、見る人を誤解させることもできる。
 8-3. データをグラフにしてみる:同じデータを円グラフと棒グラフで描き、印象の違いを比べる。

9. つながりの文化史
 9-1. 人はなぜ「つながり」を求めるのか:人とつながりたい、認められたいという欲求は、人間の本能的なものだ。
 9-2. 和歌からSNSへ:『万葉集』の和歌も、SNSと同じ「つながりたい」という思いの表現だった。
 9-3. 昔の「つながり」を想像する:もし連絡手段が手紙だけだったら、と生活を想像してみる。

10. 「孤独」と文学
 10-1. SNSは「孤独」をなくしたか?:SNSは「つながれる」技術だが、新たな孤独を生むこともある。
 10-2. 文学の中の「孤独」と「つながり」:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
 10-3. あなたにとっての「つながり」:自分にとっての「本当のつながり」とは何かを考える。

11. 表現活動
 11-1. テーマへの問題提起
 11-2. ディベート
 11-3. 創作:手紙「10年後の自分へ」、発明品「未来のコミュニケーションツール」、短歌「今の気持ち」のいずれかを選ぶ。

12. 英語 (English)
 12-1. 単語:protect, law, effect, privacy, agree
 12-2. 読解:Australia is starting a new law. This law will stop children...
 12-3. 英作文:「SNS(ソーシャルメディア)」について英語で書く

13. まとめ

14. 発展学習
 14-1. 探求テーマ例:世界のSNS規制はどうなっているか?、「デジタル・シティズンシップ」とは何か?、アルゴリズムが社会に与える影響、「つながらない権利」は必要か?
 14-2. おすすめの本:『スマホ脳』、『10代からの情報キャッチボール入門―「伝える」と「受け取る」のレッスン』、『フェイクニュースの見分け方』
 14-3. 家庭でできること:「スマホのルール」を話し合う、デジタルデトックスの時間を設ける、ニュースの「裏側」を想像する。
 14-4. 併せて読みたい教材:「20251102 デジタルと自然がとけあう未来」「校則違反」「オピオイド危機」
 14-5. 関連キーワード:#オーストラリア #SNS #ソーシャルメディア #年齢制限 #法律 #規制 #メンタルヘルス #依存症 #アルゴリズム #年齢確認 #デジタルID #生体認証 #プライバシー #表現の自由 #公共の福祉 #脳科学 #ドーパミン #報酬系 #フィルターバブル #メディアリテラシー #万葉集 #銀河鉄道の夜